活性汚泥連続試験装置
活性汚泥法のラボスケールテストに最適。
特長
[1] 標準活性汚泥法による廃水処理施設の設計、管理用データが作成できるように、曝気槽、沈殿槽、原水ポンプ、汚泥返送機構、液温自動調節器が全てセットされています。
[2] 曝気槽、沈殿槽は硬質透明塩化ビ製で、容易に内部を観察でき、耐久性に富んでいます。
[3] AS型は、曝気槽に沈降部を設けた構造です。ASS-P型は、曝気槽と沈殿槽を分離し、チューブで接続されています。ASS-PS型は、ASS-P型にオプションとして、pH調節やDO計測、ORP計測、記録などの機能を組み込んだ製品です。
[4] 原水ポンプは、スラリー、繊維質を含む液でも閉塞を生じないチューブポンプを使用しています。注入量を自由に変更できるので、最適の滞留時間を選べます。
[5] AS型では、汚泥は自重で曝気槽に戻るので、汚泥濃度の調節は、適宜汚泥を抜くことにより行います。ASS型では、沈降汚泥をチューブポンプにより曝気槽へ返送します。汚泥返送比は、原水量に対する返送汚泥の容積を(%)で示します。
[6] 汚泥返送のチューブポンプは、定量性に優れ、フロックを破砕することもなく安定した汚泥返送がきます。
[7] 曝気槽の液温調節は、デジタル式温度調節器によりパイプヒーターをON-OFF制御することにより一定温度を維持します。過昇温度防止回路付きです。
用途
廃水中の有機性汚濁物質を分解、除去するために、好気性微生物と混合して曝気を行います。処理された水から沈殿分離した活性汚泥は、必要量を曝気槽に返送し、残余の活性汚泥は余剰汚泥として処理されます。
製品仕様
外寸法 W×D×H(cm) |
曝気槽 (ℓ) |
沈殿槽 (ℓ) |
原水ポンプ (mℓ/min) |
曝気ポンプ (ℓ/min) |
汚泥返送 (%) |
|
AS-5 | 90×35×150 | 5 | 2 | 1~90 | 1~5 | 自重 |
AS-10 | 90×35×150 | 10 | 2.5 | 1~90 | 1~10 | 自重 |
ASS-5P | 88×30×100 | 5 | 2 | 1~90 | 1~5 | チューブポンプ MAX200% |
ASS-10P | 88×30×100 | 10 | 2.5 | 1~90 | 1~10 | チューブポンプ MAX200% |
ASS-20P | 100×45×120 | 20 | 5 | 1~90 | 2~20 | チューブポンプ MAX200% |
ASS-10PS | 90×35×150 | 10 | 2.5 | 1~90 | 1~10 | チューブポンプ MAX200% |
ASS-20PS | 90×35×150 | 20 | 5 | 1~90 | 2~20 | チューブポンプ MAX200% |